Wed, April 26, 2017

Lilian and Ogira’s Japan Tour 2012.05.10 大阪府富田林市の中学校


富田林市の中学校での講演会。中学1年生から3年生までの全校生徒にお話をさせていただきました。リリアンとオギラが心を込めて丁寧にお話をしてくれました。リリアンは両親を失ってから道端で野菜を売ったり、キベラの家の土壁を塗る仕事をしたりしながら、18人兄弟姉妹の長女として弟妹たちを育ててきた話。はじめてもらった賃金が1日30円だったということ。どうしてマゴソスクールをはじめたのかということ。オギラは、母親を亡くしたときまだ8歳で、一番下の弟はまだ生後6か月の赤ん坊だったこと。貧困のどん底で弟妹を助けながら、学校に行くことを決してあきらめなかったこと。高校の学費を払うお金がなくて進学できず、工事現場で日雇い労働をしながらも高校に行く夢を捨てず、強く願い続けてその願いを話し続けたら、まわりに助けてくれる大人たちが出現したこと。高校生のときからマゴソスクールでボランティアで教えはじめ、大人になったら必ず先生になって困難な状況にある子どもたちを助けたいという夢を持ったこと。あきらめなければ夢は絶対にかなうという力強いメッセージ。
とても印象的だったエピソードは、リリアンがマゴソの子どもたちのバックグラウンドを話してくれた中の、リリアンが助けた13歳の女の子の話。彼女は10歳で親を亡くし、キベラに子守りとして働かされに連れてこられた。その家の主人がその後、職を失い、無職でストレスがたまっていいたその男に彼女は踏みにじられ続けた。彼女は誰にも言えずにひとりで苦しみ続けた。ところがあるとき彼女は近所の人々のウワサで、リリアンがそんな子どもたちを助けているという話を聞き、勇気を出して自分のことをリリアンに打ち明け、助けを求めにきた。リリアンは彼女をその家から救い出し、今では彼女は高校生を卒業し、専門学校に進学しようとしているというお話しでした。リリアンの強いメッセージは、こうでした。「彼女は私を信頼して、心を開き、誰にも言えないことをすべて打ち明けてくれた。だから私は彼女を助けることができた。問題を抱えている人は、そのことをまわりの人に話してください。この人なら信頼できるという大人やお友達に、話してください。あきらめなければ必ずどこかに救いはある。そして勇気を出せば、自分の人生を変えることは必ずできる。つらいこと、苦しいことは、周りの人と分かち合ってください。生きることを決してあきらめないでください」
生徒さんたちはしーんと静まりかえって、真剣にお話を聞いてくれました。
講演のあとは、生徒さんたちと昼食をいただきました。「学校の中にいじめをなくそう」という活動をしている中2と中3のグループです。
放課後には、この中学校の卒業生の高校生たちに地域を案内してもらい、最後は中学校でクラブ活動の見学をしました。
この中学校には、卒業した高校生たちも何かと相談に来ていて、地域の小学校との連携も強く、本当に素晴らしい中学校だと訪問するたびに思います。先生方の努力も本当に素晴らしいです。リリアンとオギラにとっても、強いインパクトがあったようでした。皆さん本当にありがとうございました。

 

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