Tue, June 19, 2018

キベラの子どもたち捜索中     by 早川 千晶  


キベラの子どもたち捜索中     by 早川 千晶        2008年01月06日05:19
皆さん、こんばんは。私はモンバサからナイロビに帰ってきました。
今日の午後3時ごろにナイロビに着き、それからすぐに食料を買い出してマサヤの家に行きました。
ナイロビ在住の日本人の方々が、食料品や毛布、タオル、服、その他必要なものなどを届けてくださって、本当にありがたかったです。
皆さん本当にありがとうございます。神戸先生や真紀さんにもほんとうにお世話になっています。心から感謝です。
今日マサヤの家には22名が避難しています。
引き続き子どもたちの捜索をしています。明日キベラからまた10名ほど避難させることができると思います。
キベラの中はまったく落ち着いていなくて、状況は悪いです。
とりあえずまずはジュンバ・ラ・ワトトの子どもたちをモンバサ(ミリティーニ村)に戻し、安全を確保して、学校に戻れるようにしたいと思い、
急いでその準備をしています。火曜日にまたODM集会が予定されていて混乱が予想されるので、その前にということで、
これからすぐに準備して月曜日にはジュンバ・ラ・ワトトに戻れるように大急ぎで準備を進めています。
私は、月曜日早朝から、どうしても行かねばならない仕事でガーナに行かねばなりません。1月22日に帰ってきます。
これからマゴソスクールの子どもたちも探し出して状況を確認していきます。とりあえず食料に困っている子たちには食料を、
そしてマゴソの給食も再開させるようにしていきます。
ですが特に夜間ほんとうに危ない状態で、そんな中でもウォルターとガダフィがマゴソに残って命をはって学校を守っています。

政治のほうはどういう状況かというと、ODMは海外からの仲介協力を求めていて、様々な国が協力したいと申し出てくれていますが、政府側は、
「これはケニアの国内でのローカルな問題であるので、海外からの仲介は必要ない。ケニアが自分で解決できる問題だ。」
としています。ケニア政府からの要請がなければ、勝手に仲介をすることはできません。無政府状態の国であればともかく、
ケニアにはちゃんと政府が存在していて、法の下に正式に就任した大統領が存在しているのだから、
政府からの要請がなければ仲介も成り立ちません。
ここがポイントなのですが、ODMが主張していることは、
「選挙結果やキバキ大統領の就任じたいが違法であり、正しくその地位についたわけではないキバキを現大統領とは認められない。
大統領という立場でキバキが我々と話し合うということは受け入れられない。そもそもがこれが不正であり違法だったということを認めて、
そしてあらためて再選挙をして結果を出そう」
ということです。ですが政府のほうとしては、国として正式に結果を出しその結果によって就任した大統領であり、
それが不正だったとはまったく認めていないわけで、何か文句があるなら法廷に持っていきなさいと言っている。
しかしODMとしては、法廷に持っていくつもりはない。なぜならば裁判官も何もかもが大統領の圧力下にあるわけなので
正当な審議がされないという理由です。
アメリカ、イギリス、その他たくさんの国が、仲介に入ることをケニア政府から要請してもらいたいと言っています。
そうしてくれれば、解決策を見つけるための仲介ができると。
政府の姿勢が変わりませんので、これはどうもほんとうにとても難しいです。

こんな状態の中で、スラムの中や地方のほうでもどんどん、状況が悪化していっているように思います。
「沈静されて落ち着いてきた」と報道されていますが、確かにドンパチは少なくなっているけれど、そういうことじゃなくて人々の心の中のことは
簡単に見えてきません。(みんなおおっぴらには言わないし。)
だけど、あちこちでひそひそとささやかれている言葉を聞きながら、本当にぞっとしています。
本当に、このままいくとどうなっていってしまうのでしょうか。

でも、多くの人々が本当に必死で祈り続けています。
明日、ケニアのメディアがイニシアチブをとり、テレビのすべてのチャンネルでいっせいに祈りを呼びかけるということを行うことになりました。
その広告が今日の新聞に出ました。
全文転載します。

Prayers for Peace
-Kenyans Unite-

This Sunday, from 6-7pm, all of Kenya’s major media channels will unite for a one-hour national broadcast to pray for the salvation of Kenya.
Many religious leaders from all faiths will lead the nation in prayer to help end the suffering and to heal the wounds of hatred that is ripping our country apart.
Special appeals for aid for our unfortunate brothers and sisters who lost their homes and livelihoods will be included in the programme, as will on-going prayers for our political leaders to regain their sanity.
Add your prayers to those of the millions of Kenyans who will be tuning in to the broadcast and, together, our prayers will help bring Kenya back to the beautiful, united nation we all love.

From 6pm Sunday on all major media channels in Kenya
An initiative of the Media Council of Kenya

(平和のための祈り
ケニアの団結
この日曜日、午後6時から7時、すべてのケニアの主要メディアチャンネルは
ケニアの1時間のケニアの救済の祈りのための国家放送を執り行います。
あらゆる信仰の多くの宗教的指導者が、私達の国を引き裂いている
この苦しみが集結し、憎しみの傷が癒えるための祈りを導きます。
家や住む場所を失った不運な兄弟、姉妹達を救うための特別祈願も番組内で
行い、さらに政治的指導者達が正気を取り戻すための祈りも行います。
貴方の祈りを放送を見ている何百万人もの人の祈りにあわせてください。
共に祈ることが私達が愛する美しい連合国ケニアに戻る手助けとなります。

日曜日の午後6時から、すべての主要メディア番組で。

ケニアメディアカウンシル首唱)

…と、これが今日の新聞に出ていた全文ですが、ここには、明日(日曜日)午後6時から7時、と書いてありますが、
今日の午後9時のニュースでは、「明日(日曜日)の朝6時から7時」と言っていました。どっちが正しいのかわかりません。
でもとにかく、この6時から7時を、祈りの時間として、皆さんも時間ある人はどうか一緒に祈ってください。
ケニアと日本の時差は、6時間です。
ケニアの朝6時から7時は、日本の昼12時から午後1時、ケニアの午後6時から7時は、日本の深夜12時から午前1時です。

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