Thu, November 15, 2018

ライラ・オディンガ(ルオ族)vsムワイ・キバキ(キクユ族) by  神戸 俊平先生 


こちらは、ケニア在住の神戸俊平先生による手記です。
掲載のご許可をいただき掲載いたしました。

ライラ・オディンガ(ルオ族)vsムワイ・キバキ(キクユ族)    by  神戸 俊平先生    2008年01月08日06:42

総選挙の結果が五分五分の小差でムワイ・キバキ(キクユ族)が大統領に再選され、以来ケニアは混乱の最中にあります。
宗主国イギリスから独立したケニアはケニヤッタ大統領(短期間ジャラモギ・オディンガ副大統領)が就任し東部キクユ中心の経済発展し、
西部ルオ地域との格差は広がるばかりでした。
第二部族ルオは独立以来、不満を抱えてきました。2002年、長期間だったモイ政権をキバキ、オディンガ達のレインボウ連合が下し、
キバキ政権下に副大統領・首相に就任するはずでした。が、オディンガは公共道路大臣の席を与えられました。
05年の法改正選挙では「大統領の権限が強すぎる」など掲げオディンガ・オレンジ連合が勝ちました。
以来、野党代表の一人として支持され、今回も父親ジャラモギの弔い選挙含みで臨みました。そもそも父親もキクユ・ケニヤッタから押さえられ、
息子ライラもキクユ・キバキに騙され、の恨み辛みで臨み支持された。恨み辛みの感情的攻撃的発言には長けています。
今回当選すれば、ケニヤッタやモイ政権時代の不正汚職は躍起になって暴くでしょうが明確な政策方針などは見受けられません。
6%経済成長させたキバキの方がましだと言われますが、どちらが勝っても不正に関わってきた過去を持つ者同士には違いありません。
今回の選挙結果でライラはODA党100議席が控え、キバキPNU党30議席に勝り、議会で多数を占めます。
アメリカ大統領選ムバラック・オバマ民主党候補の父親はケニア・ルオ出身でもし彼が大統領に当選すれば影響があるでしょうに。
地面をほじくれば、コンゴやスーダンみたいに資源が出るて大国の支援も得られるのに、何も出てこないのが不幸中の幸いです。
国際選挙監視団もおおよそが認める不正選挙だけにミチュキ情報大臣らの情報操作から、強権発動をちらつかせる中、
暴動については、ライラは「現政権の官憲やムングキ(キクユ原理主義的なテロ組織)をウフル・ケニアッタ(初代大統領の息子)や
ミチュキ情報大臣が操って暴力を振るっているからだ」、キバキ政権のマーサ・カルア司法大臣は
「野党ODMの落選復讐から貧民層を煽っているからだ。不正選挙であるならば法廷で争うべきだ」
と擦り合っています。部族対立・ジェノサイトにエスカレートかのようです。キクユ政権も簡単に利権を西部ルオに渡すわけにはいきません。
「連立」でなだめすかすムワイ・キバキ(キクユ族)にライラ・オディンガ(ルオ族)が「騙されない」と駄々こねている様(どこかの国ににていませんか)に
見えます。

付記;7日朗報で、野党は「パワーシェアリング」に応じる姿勢です。「ピースを臨んでいる」コメントがでました。

小学校は本日開始しました。国内のガソリン不足が心配されます。観光地サファリに向かう車には護衛が必要です。

ジョバーグのサントンやマニラのマカティのような、ナイロビのハーリンガムの生活圏から貧困層の様子が掴みにくいですが、
ヤヤセンターで13CD車を見かけました。大使館もJICAも警戒緩和していくのでしょう!
キベラ隣のジャムフリ公園にスラムから逃げてきた子供達と一緒に空手をしました。

はやく平穏な状況に戻ることをケニア国民は祈っています。

 

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