Tue, June 19, 2018

キバキとライラが笑顔で握手。     by 大西 匡哉


キバキとライラが笑顔で握手。     by 大西 匡哉       2008年01月25日06:45

昨日はキベラのすぐそばで、一連の警察の発砲で亡くなった人達の葬儀集会が開かれた。
ライラ他ODM首脳陣も出席したこの集会は、昼12時まで政府の許可も出ていたらしいが、
集会のさなかにもかかわらず12時を過ぎると共に警察がティアガスを打ち込んだという。

僕は2時ごろ現場を通りがかり、ばったり神戸先生に会って、映像を見せてもらった。

ライラたちのスピーチに煽られ、暴徒化した人々が電話局の建物を破壊し、車に火を放ち、コンクリートの壁を押し倒し、略奪し、
重たい石を窓ガラスに投げ込み、大変な騒ぎになった。

集会のさなかにティアガスを投げ込む警察もひどいと思う。しかしジャスティスを叫ぶ民衆がこれだけの破壊行為をしてしまっては
元も子もないではないかとも思ってしまったが、それだけ人々は鬱憤がたまっていて爆発しやすい。

煽るだけ煽ったライラは、とっとと退散していた。

一方昨日、コフィアナンがキバキ、ライラ双方と会談した。ライラは深夜までアナンと会談した後、24日に予定していた大規模デモを中止した。

そして今日コフィアナンを交えてキバキ、ライラ双方が会談し、その後ハランベーハウス前で2人がにこやかに笑顔で握手。
今後ケニアの永続的な平和に向けて双方建設的に協議を重ねていくという。

ライラ  「解決に向けての第一歩だ。全ての国民にこの危機を解決するために全力を尽くすと誓う。我々はケニアの平和のために協力しあう。」

キバキ  「我々政府はこの空前の事態を解決する決心をした。この国を和解と調和を持って、癒しの道へと導いていく。
ケニア国民は誰一人命を落とす必要はない。」

この変化は何なのだろう?胡散臭い。

建設的に永続可能な平和が築かれていくのであれば、それに越したことはないのだが。。。

カテンベの薬がナイロビ中で在庫切れとなり、ここ数日あちこち探し回っていた。
選挙後の戦乱状態で供給が途切れ、どこを探してもストックがないといわれていたが、やっと昨日見つけることが出来た。
同じく移植を行った人で、使わなくなった分を分けてもらった。
今日別の薬局から連絡をもら、い途切れていた供給が復活したそうだ。半年分を明日買いに行く。
カテンベは相変わらず元気そう(写真1)だが、テレビで見る暴動やキベラの様子に心配している。

今日もマゴソをたずねた。子供たちは99名。(写真2、3)

5年生のノラが、昨日も家のそばでティアガスが打ち込まれたと話していた。
ノラはキアンダー地区に住んでいる。商店がことごとく破壊され、燃やされ、多くの死者を出したエリアだ。
葬儀集会のあと、キベラの中で戦闘が続いていたのを、ノラの言葉で知った。

5,6,7,8年生と先生達と共に、食料買出しに行く。ナクマットでのウンガの値段も上がり始めている。
経済的な打撃は大きい。今後立ち直るのにかなりの時間がかかるだろう。そして、その打撃を一番受けるのはスラムで暮らす人々。
一部の権力者の一言で、命まで左右されるのもまた彼らだ。

自分に出来ることは少ないけれど、今後も見守って生きたい。

 

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