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無題 (楽器製作への質問ととアボカドを植えてみたら?と言う提案に対しての返答)by 早川 千晶


無題 (楽器製作への質問ととアボカドを植えてみたら?と言う提案に対しての返答)  by 早川 千晶    2008年02月02日 15:47

カヤンバ

楽器や物作りなんですが、私たちは主に廃材を使っての物品作りをしています。
楽器の場合は、ある特定の村の、特定の名人とだけやっているのですが、これまでワークショップで使うために作っているのは、
ムゼーフォーティが作っているカヤンバという楽器で、これは草を乾燥させたもの(すだれみたいなかんじの草)を木枠にはめて、
中に豆を入れた楽器です。すごくいい音がするしとても楽しめる、そして名人製作のとても美しくて素晴らしい楽器です。
ひとりでコツコツ作っているものだから、量産はできず、昨年は1年通しての合計でも30個弱くらいしか販売しませんでした。
私たちが一緒に活動している伝統音楽家たちは、なんというか、本当に普通の村人たちで、普段は農民や漁師たちです。
彼らが作る楽器は、商売目的ではなく、儀式や葬式や祝い事や呪術などで使っているものです。
だから、おそらく世界的に大量に出回っている商売目的のジャンベとかとは、私たちの場合、かなり意味合いや事情が違うだろうなと思います。
ケニアでも、商売目的のジャンベ(もどき)をたくさん作っている人々もいますが、それは私たちにとっては意味のないものなので、
まったく対象にしていません。
ほんとに、大量生産される商売目的の楽器や木彫りお土産品などは、木の伐採で悲しい状況ですから、
買う人も取り扱う人も注意せねばならないですよね。
私たちみたいなやり方は、商売目的ではないからこそできるわけで、(金儲けではなく、コミュニティの活性化を目的としています)、
普通は、利益をあげなければフェアトレードも成り立たないということでしょうから、なかなか難しくはあるのでしょうね。
でも、知ることで意識は高くなるだろうと思うので、ぜひ周りの人々に知らせてください。

その他のグッズですが、私はもともと廃材利用の職人たちが大好きで、廃材利用のおもしろグッズが大好きだったので、
そういうことばかりに注目していて、商売的にはちっとも成り立っていないと思いますが(笑)
廃材の針金、アルミ缶、ボトルトップ、ドラム缶、バナナの木、牛の骨、などを使ったグッズを作る職人たちと一緒に作っています。

バナナの木は、いちど実がなるともうおしまいです。次には根元からバナナの木の赤ちゃんが出てきます。
それが半年くらいで育って実が生り、実が生るとまた終わりです。
私の夫の実家(田舎)で、バナナ農園をやっていて、それではじめてそういうことを知ったときは衝撃でした。(大昔ですが。)
その木の皮を使って作ったミニチュアバオバブや動物たち、廃材グッズといえると思います。

牛の骨は、すごいですよ。放置してると、これほど臭くなる生ゴミもないというくらいですが、再利用すれば素晴らしい素材になります。
ペンダントヘッドやビーズ、ブレスレットなどを作っていますが、このキベラの職人さんたちが作ったものが、
最近では南部アフリカや西アフリカ、アジアまで出回っているのですごく驚いています。
これはもうけているのは間に入っている仲買商人だと思いますが、この前、ガーナでも、普通の土産物屋で、
私の知っているキベラの職人たちが作ったものが売っていました。

あと、アボカドですね、私も大好きです!
私も種から何本もはやしました。ケニアでは、育つのが早いので、私が種から育てたアボカドの木も、大量に実が生っています。
ケニアにはアボカドの木はたくさんあるので、日本から種を送る必要はないですね。いずれにしても楽しいアイディアありがとうございました。
ケニアのアボカド、すごく美味しいですよ。食べに来てください!

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