Wed, October 17, 2018

リリアンが入院      by 早川 千晶


リリアンが入院      by 早川 千晶        2008年02月07日05:41

Chiaki & Lilian


お絵かき プロジェクト

 

今日、リリアンが入院しました。
昨日はアイルランドのお友達からもらった注文に取り組んで、職人さんたちと物品制作の手配に励んでいたのですが、
その最中に具合が悪くなり、夜はひどい下痢と激痛。
フリーダさんの診療所で注射するが良くならず、 朝には立てないくらいにフラフラになってしまい、
血便が出ているというのでこれは危ないと、ナイロビ病院へ。 即刻入院となりました。
無理に無理をかさねていたリリアン。
夜もなかなか熟睡できず、様々なストレスが積み重なっていたはずです。
リリアンがいてくれてこそマゴソもジュンバもその他様々なことが回っていて、リリアンの肩にのしかかっている重圧は
ほんとに大きいと思います。
入院してゆっくり休んでもらいたいのだけれども、入院してもまだ「早くキベラに帰りたい」という。
点滴を打って、少し落ち着いてきたのでほっとしましたが、一時はほんとに心配でした。
まだ検査の結果が出ていませんが、おそらく赤痢と思われます。
キベラは水不足で衛生的な水を得ることが困難、そして、炭や薪も不足して値段も高騰しているので、
十分に煮沸することも困難。それが原因なのではないかと思われます。
こういう病気が流行らないと良いのだけれども。
キベラの人々は、ポリタンクに水を買ってそれを運びこんで暮らしているのですが、ここのところの暴動騒ぎなどで
水を買いに出ることも困難、そうやって何日も外に出ることも不自由になると一気に様々な面に影響が出ます。
国内に35万人の避難民が出ていると言われていますが、その人々が避難生活を続けている場所でも衛生状態が
ひどく悪いということです。

アナン仲介による話し合いは進められていますが、まだ先が見えてきません。遅々としてなかなか進まないように見えるが、
慎重に互いの出方を見つつ、というところだろうか。対立しそうな気配もあり、妙なテンションがある。
緊張のもとに、国中が、今か今かと待っているというかんじ。

マゴソ卒業生の子どもたちは、続々と、それぞれの決まった場所へと旅立って行っています。
メリーがサイディアフラハの洋裁学校へ、ムセベニがエンブの塩尻さんの職業訓練校へ。
セカンダリースクール進学の女子3名の行き先も、無事決まりました。
マチャコスの奥。サイディアの荒川さん、カルリ先生に探していただいて、大変お世話になりました。感謝です。
この女子3名は今週中に準備して入学という運びに。
男子3名は、来週月曜日に入学できるかどうか。
みんなそれぞれの場所で、怖かったことをすべて忘れて、学生生活を思い切りエンジョイしてもらいたいです。

マゴソ児童への食糧配給も続けています。ここ数日は、キベラでは大きな暴動は起きず、落ち着いているので、
たくさんの子どもたちが学校に出てこれるようになりました。
こうして落ち着いているところに、ババーンと一発何かが起きると、子どもたちは学校に出て来れなくなってしまい、
それから数日、また様子を見て、だんだんと出てくる・・・ということの繰り返し。
これじゃ、ちっとも授業にならなくて困ったものなのですが、それでも学校に出てくることをがんばっている子どもたち。
キベラの中を通過してくるのも、危なくて怖いエリアもたくさんあり、そういう場所を避けながら遠回りして・・・
というかんじです。 子どもたち、ほんとにがんばれ。

お絵かきプロジェクトもまた再開しようということで、アートクラブ担当のダン先生が張り切って、画用紙をたくさん買ってきました。
みんなからもらったクレヨン、色エンピツを使っていますが、あまりたくさんありません。
もしもあまってて使わない絵の具やクレヨン、色エンピツがある人がナイロビにいたら、大歓迎です。
ぜひお持ちよりください。 絵を描いたり、物語を書いたりしてみよう。と、はじめています。
なかなか吐き出せないでいる想いや光景を、描いてみることで少しは助けになるかもしれないと願っています。

それから、今日は嬉しいお客さんが到着。
私の古いアフリカ仲間、ドラマーののなか悟空さんが、日本で若手ドラマーたちを応援するためのコンテストを主催して、
その一等賞の人にアフリカ行きチケットをプレゼント。(そして、日本で集めたピアニカと笛を運んでもらう。)という、
すごいことを企画したのですが、ケニア行きと決めていたところに、今回の騒動が勃発。
これは、ケニアに来るのは無理ではないか・・・とメールして、行き先がタンザニアに変更になったのですが、
タンザニア入りしたものの、やはりケニアに行きたい。子どもたちにピアニカと笛を届けたい。
と、ダルエスからアリューシャまであがってきてくれました。そして今日、アリューシャからバスでナイロビに到着。
竜巻太郎くんです。
こんなときにここまで来てくれるなんて。本当に嬉しい。
明日はマゴソスクールに来てもらうことに。
久しぶりのお客さんに、子どもたちはきっととても喜ぶことだと思います。
暴動、催涙爆弾、ナタで殺し合い、放火、・・・と、怖くて疲れてボロボロ・・というかんじの子どもたち、
久しぶりに歌を歌って踊ってタイコ叩けるかな。
最近はさすがに、あれほど大好きだった歌も踊りもタイコも、まったくできずにいたので、久しぶりに元気が戻るといいな。
と思います。どうか明日は暴動起こりませんように!!

近況報告でした。ところで、今これを書いているナイロビ時間夜の11時半、外ではなぜか雷がゴロゴロと鳴っています。
うう? 乾期の真っ只中なのだけど、まさか雨が降るのだろうか?

リリアンは病院でぐっすり眠れているかな。もうおなか痛くないといいな。

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